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新・牛銀行システム開始しました

青少年就労支援基金設立のための牛銀行事業を再開しました。

2013年にみなさまの寄付をもとに、2世帯にそれぞれ雌の子牛を一頭ずつ飼育する低利子融資事業として、
第一期牛銀行事業を始めました。
その時の計画では、2万5000バーツずつを貸出し、雌の牛を買って、飼育してもらい
3年後に利子3000バーツを上乗せした28000バーツを牛銀行委員会に返済する契約でした。

その後、牛の価格の高騰、円安の進行等の理由により、2世帯の飼育者は、すでに牛を手放し、
一部を返済し、残額も3年後である2016年には利子とともに返済できる予定です。

C4Cでは、2013年牛銀行プロジェクト・キャンペーン後も、牛銀行に対する使途指定寄付をいただき
プールしていました。
そして、ノーンメック村牛銀行委員会の方々と何度も話し合いを重ねた結果、
当初の計画通り、母牛を貸し出す循環型として再開することになりました。

第二期青少年就労支援基金設立のための牛銀行システム(循環型)とは、
・3頭の牝牛(出産適齢期)を一家族が飼育し、翌年3頭の子牛を繁殖します。
・授乳期(約1年)後に、3頭のうち2頭を飼育者のものとし、1頭を牛銀行委員会に返還します。
3頭の母牛は別の家族のもとで飼育し、上記の流れで次の希望者のもとで飼育・繁殖を展開します。

C4Cでは、それまでプールしていた牛銀行使途指定寄付総額 595,832円をタイに送金しました。
タイでは、166,000バーツ受け取りました。
2015年8月末、牛銀行委員会のメンバーと飼育者が牛市場に行って、牝牛3頭を購入しました。
以下、牛銀行委員会からの支出報告です。

牛1          40,500バーツ
牛2          42,500バーツ
牛3          46,000バーツ
運搬費(200バーツ×3) 600バーツ
飲食費         1,400バーツ
ーーーーーーーーーーーーーー
支出合計      131,000バーツ
ーーーーーーーーーーーーーー
残額          35,000バーツ

各牝牛は、すぐに繁殖できる状態で、内1頭はすでに妊娠していました。
今回の飼育者は、ゲーオさんです。↓
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9月に村を訪問したとき、牛銀行の牛を確認しました。
3頭とも、とても「うつくしく」元気そうでした。
ゲーオさんが、とても大切に牛を飼育している様子がわかりました。
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牛銀行委員会のメンバーもゲーオさんと契約について確認し、
子牛が生まれなかったときの責任の所在を明確にしました。
みなが、それぞれ責任をもって、牛銀行にかかわってくれています。

第二期牛銀行事業を可能にしてくださった箕面市サワディープロジェクトさま、川井ピヤラットさま、桒原英文さま、
どうもありがとうございました。

2015年9月3-9日東北タイ農村ホームステイ実施しました(3)生活する

今回は、日本人にフィリピン人(連携団体JPCom-CARESのスタッフ研修を兼ねて)が参加者として加わり
色々な言葉が飛び交い、とても賑やかでした。

慣れてくれるかどうか不安だった、村での日々の生活。

朝から、仏教寺院に行って、ご飯の布施をしたり。。。
でも、結局お寺で朝食、食べちゃうし・・・
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ホームステイ先で食べるご飯は、なんでもおいしい。
辛いのにも慣れてきた。
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だから卵焼きを作るお手伝いをしたり、、、
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料理のお手伝いをしたり、、、邪魔したり、、、
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学校に行って、幼稚園の子どもと遊んだり・・・
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遊んでもらったり・・・
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犬と語らったり・・・
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タイの伝統舞踊を、芸術専門学校に行っている子どもに教えてもらったり、、、
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そしてその踊りを最終日に、衣装まで着て、多くの人の前で踊ったり・・・
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最終日には、たくさんの村人が集まってくれ、
招魂儀礼をしてくださいました。
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そして、さようなら~!
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それぞれの人にとって、何かを得たホームステイであったと思います。

2015年9月3-9日東北タイ農村ホームステイ実施しました(2)草木染

今日は草木染の日。
樹皮などを煮ている横で、まずいろいろ道具を取り出します。
これらで、絞り染めの模様を決めるのです↓
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どういう柄になるのか、イメージできないので、考えながら、ゆっくりと。。。
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これだ~と決めた人も、黙々と。。。
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そしてグラグラ煮立った鍋の中へ↓
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後は、様々な媒染で色を変えて、また煮立った鍋に入れたり、他の媒染を加えたり・・・
自分が好きな色がでるまで、試してみます↓
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その結果は、これ!
なかなかいい色、いい柄に染まったでしょ!
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今回使った草木染の材料は、
เปลือกประดู่ Burmese Padauk (Pterocarpus indicus) 使用部位:樹皮、茶色に染まります
เปลือกมะขามเทศ Manila Tamarind (Pithecellobium dulce) 使用部位:樹皮、黒っぽくなります
แก่นฝาง Sappan(Caesalpinia sappan L. ) 使用部位:幹、黄色っぽくなります
เปลือกมะม่วงป่า Mango tree(Mangifera caloneura Kurz) 使用部位:樹皮、薄い黄茶色に染まります

すべて近くにある村の公共林で採取したものです。
媒染も、灰汁、石灰、貝殻粉末、泥など、身近で手に入るものばかりを使いました。
色々なものの組み合わせで、どんどん色が変わっていきます。
染めは奥深い~

子どもたちは、2回目の草木染だったので、
自分が染めたい柄に、新たな色に、挑戦していました。
できたTシャツを持って帰るときは、とてもうれしそう。
こちらも、自作の自慢のTシャツができました!(^∇^)ノ

2015年9月3-9日東北タイ農村ホームステイ実施しました(1)森に入る

ご報告が遅くなりましたが、東北タイ農村ホームステイを実施しました。

今回は、東北タイ農村の日常生活を学ぶだけでなく、伝統文化を継承する活動にも参加しました。
それは、身近な自然の利用方法を学ぶことです。
具体的には、コンケン県ノーンメック村の公共林の中に、子どもたちとともに入り、薬効や毒性のある野草や樹木を学び、
草木染の材料を採取して、村に帰って、自分たちで布を染める活動でした。

まずは、森の中へ↓
薬草の知識を持つ大人たちの後をついて森に入ります。


伝統治療師の免許を持つレックさん↓
他にも何人かの大人たちに、役に立つ木などを教えてもらいます。
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ヴットさんは、草木染に利用できる樹皮を教えてくれました。
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後で報告しなきゃならないので、
人の背中を机に、一生懸命メモってます↓
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森から脱出!
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最後はちゃんと、森で何を得てきたのか?について、各グループが発表しました。
どれが、何という名の木か、どんな薬効があるのか、わかってるのかな?聞きのがしたり、採取しそこなったものもありました。
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次の日は草木染をします~(続く)


2015年1月カンボジア人のタイ・有機農業研修に同行しました

2014年9月に、C4C桒原・加藤が、現地NGO・KCD(Khmer Coommunity Development)を通じて支援するカンボジア農村プレックチュレイを訪問したとき、同行したタイ人トゥックとKCDとの話し合いの結果、今回の農業研修が実現しました。

プレックチュレイでの農業の問題点は、川と接し、毎年水没するために、恒常的に利用できる農耕地が限られていること、農薬や化学肥料による高コストと健康問題、農閑期が長いことです。
それらの問題を解決する方法として、KCDとプレックチュレイの農民はこれまで有機農業や堆肥づくり、果樹の植樹、養魚、養昆虫、養豚、養牛などを行ってきました。しかしその規模は小さく、行い始めた者も成功しているとは言えません。

そこで、カンボジア側から、タイで行われている有機農業の実態や、プレックチュレイと同じような洪水地域における農業のやり方などの実践を視察したいとの要望が出たため、カムクーンカムペーン財団のスタッフであるトゥックがタイの有機農業ネットワークを利用して、カンボジア人の負担にならないよう、陸路移動でカンボジアとの国境に一番近い、ブリラム県で研修をコーディネートしました。
桒原と加藤は、通訳も兼ねて、農業研修に同行しました。

研修先
・タイ国ブリラム県サトゥック郡サナームチャイ行政区セーンチャン村有機農業研修センター(Knowledge Center of Ban Saengchan)
・ブリラム県サトゥック郡サケー行政区サケー村 サイ氏の農場と自宅
・ブリラム県サトゥック郡サケー行政区プラップ村 手工芸グループ

参加者
参加者は、カンボジアからKCDスタッフである、Rachany(農村開発担当スタッフ、タイ語可)、Heng(子ども活動担当)、Poli(ローカルスタッフ兼農民)、Ran (ローカルスタッフ兼農民)の4人とカナダ人ボランティアMatthew、日本からC4Cの桒原、加藤、タイからカムクーンカムペーン財団のトゥック8人。

1月12日研修第一日目は、カンボジア・タイ国境Chong Jomにカンボジア・チームを迎えに行きセンターまで送りとどけました。国境から車を飛ばして2時間強。結構、時間がかかります。

2日目、セーンチャン村有機農業研修センター(Knowledge Center of Ban Saengchan)所長であるパイラット氏により、有機農業研修が行われました。
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セーンチャン村有機農業研修センターは、パイラット氏が15年ほど前から始めた農場です。もともと教師をしていたが、早期退職し、有機農業を始めた彼は、時を同じくして始まったタイ国王の「充足する農業kaset phophiang」プロジェクトの流れに乗り、日本大使館の援助で研修施設を建設したり、タイ政府から農業研修の受託を受け、現在、1年で約6千から7千人の人々に研修を行っています。そして有機農業こそが、自然環境に優しく、コストを下げることで貧困対策にもなると考え、積極的に有機農業を主体とした多角的経営を勧めてきました。彼の研修センターには、宿泊施設もあり、農民のみならず、役人、青少年などにも研修を行っています。

燻炭もできます。
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刺し木で、マナーオ(ゆず)を増やす方法をレクチャー
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実際やってみます。
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彼の農場では、堆肥づくりに力を入れています。生ごみをミミズ(アフリカ産)に与えたり、、豚、牛、鶏などの糞尿、枯葉、EMや成長ホルモンも米などの自然素材から製造し、極力、市場に頼らないで、すでに手元にある材料を最大限生かしていました。また、15年ほど前に植え始めた木が、現在大きく成長し、その木の枝を使った燻炭づくり、果樹を刺し木として増やす方法、木の幹で赤蟻の養殖などを行うことができるようになっていました。パイラット氏は、「農業はカッコいい」職業にしなければいけないと言い、売れる樹木や果樹の品種などを事細かに説明してくれました。

3日目は、カンボジア人から「有機農業生産物の加工過程を見たい」という要望が出たため、米からお菓子を作る方法を見てもらうことになりました。

パイラット氏の研修を受けたことがあり、近くで自ら有機農業と薬草栽培を行っているサイ氏の農場を少し見学した後、お宅に行き、小さな店先で有機米などを販売している様子を見て、生産物の販売先などについて話を聞きました。そして、サイ氏の奥さんであるトウィさんが米粉で作るワッフルをデモンストレーションしてくれました。そして、カンボジア人も一緒になってお菓子を作ってみました。
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午後からは、研修センターに戻り、パイラット氏の娘さん2人が油で揚げるお菓子作りを見せてくれました。どちらのお菓子も、慣れない者にはなかなか焼いたり揚げたりするのが難しそうでした。

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 4日目は、またサイ氏の農場を見に行きました。彼と奥さんも以前教師をしていましたが、有機農業や薬草知識に興味を持ち、早期退職して、現在の暮らしをしています。彼の田畑はムーン川に接したところにあり、毎年洪水に見舞われ、6-7年に一度しか稲の収穫ができないといいます。水没するだけでなく、洪水により大きな巻き貝が繁殖し、その貝が稲の根を食べるため、稲がだめになってしまうのです。

そこでサイ氏は、年を取って安く売られようとしている合鴨を買い取り、田んぼに放して貝を食べさせることで農薬を使わない方法を始めました。また堆肥は、畑の一部にサトウキビを植え、その糖分を使い、貝を加えて堆肥づくりをしていた。彼以外に同じような農法を始めた者も少し出てきたが、一番の問題点は、洪水の時期、水没しないよう土地の一部をかさ上げしなければならず、その費用が掛かる点でした。

サイ氏が住むのは、クメール系民族とタイ系民族が混在した村です。クメール語通訳のために村人を呼んできてくれました。彼らは、70年代の内戦時代にタイの難民キャンプで幼少期を過ごし、今はタイ人と結婚して定住したクメール人です。
ひょんなところで、内戦時代の苦労話を聞く貴重な時間を持つことができました。
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 また、サイ氏が20年前から植え始めたという薬草林を訪問しました。そこはかつて畑だったところだが、彼はいろいろな木を植え、その草木を薬草治療に利用していました。彼とその妻は、薬草の知識を学び、薬草師として自宅で週に1回、来た人を無料で診察し薬草を処方しています。彼が言うには、「死んだあと、天国に行きたいから」「今の生活で十分だから、持っている物を人にあげたい」とのこと。

お茶らけカンボジア・コンビ(ランとヘン)
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サイ氏の薬草林に行った後、水草の繊維で手工芸品を作っている、村の婦人グループを訪ねました。
川が近く、水草は身近にたくさんあります。これを利用して何かできないかと模索した結果、水草の繊維を使って人形などを作って、注文に応じて売っているそうです。家にいてできるため、出稼ぎに出ることができない女性の重要な副収入になっており、この仕事で子どもを学校に行かせることができたという女性の話も聞かせてもらいました。

そしてみんなで試しに作ってみました。
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完成品。私たちは完成させることができませんでしたが・・・。
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 この日は、サイ氏夫妻のご厚意で、自宅に宿泊させてもらい、次の日の早朝、カンボジア人チームは帰路につきました。
今後もこのような草の根交流ができればいいなと思います。
プロフィール

katomari

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