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2015年9月3-9日東北タイ農村ホームステイ実施しました(2)草木染

今日は草木染の日。
樹皮などを煮ている横で、まずいろいろ道具を取り出します。
これらで、絞り染めの模様を決めるのです↓
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どういう柄になるのか、イメージできないので、考えながら、ゆっくりと。。。
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これだ~と決めた人も、黙々と。。。
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そしてグラグラ煮立った鍋の中へ↓
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後は、様々な媒染で色を変えて、また煮立った鍋に入れたり、他の媒染を加えたり・・・
自分が好きな色がでるまで、試してみます↓
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その結果は、これ!
なかなかいい色、いい柄に染まったでしょ!
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今回使った草木染の材料は、
เปลือกประดู่ Burmese Padauk (Pterocarpus indicus) 使用部位:樹皮、茶色に染まります
เปลือกมะขามเทศ Manila Tamarind (Pithecellobium dulce) 使用部位:樹皮、黒っぽくなります
แก่นฝาง Sappan(Caesalpinia sappan L. ) 使用部位:幹、黄色っぽくなります
เปลือกมะม่วงป่า Mango tree(Mangifera caloneura Kurz) 使用部位:樹皮、薄い黄茶色に染まります

すべて近くにある村の公共林で採取したものです。
媒染も、灰汁、石灰、貝殻粉末、泥など、身近で手に入るものばかりを使いました。
色々なものの組み合わせで、どんどん色が変わっていきます。
染めは奥深い~

子どもたちは、2回目の草木染だったので、
自分が染めたい柄に、新たな色に、挑戦していました。
できたTシャツを持って帰るときは、とてもうれしそう。
こちらも、自作の自慢のTシャツができました!(^∇^)ノ

2015年9月3-9日東北タイ農村ホームステイ実施しました(1)森に入る

ご報告が遅くなりましたが、東北タイ農村ホームステイを実施しました。

今回は、東北タイ農村の日常生活を学ぶだけでなく、伝統文化を継承する活動にも参加しました。
それは、身近な自然の利用方法を学ぶことです。
具体的には、コンケン県ノーンメック村の公共林の中に、子どもたちとともに入り、薬効や毒性のある野草や樹木を学び、
草木染の材料を採取して、村に帰って、自分たちで布を染める活動でした。

まずは、森の中へ↓
薬草の知識を持つ大人たちの後をついて森に入ります。


伝統治療師の免許を持つレックさん↓
他にも何人かの大人たちに、役に立つ木などを教えてもらいます。
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ヴットさんは、草木染に利用できる樹皮を教えてくれました。
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後で報告しなきゃならないので、
人の背中を机に、一生懸命メモってます↓
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森から脱出!
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最後はちゃんと、森で何を得てきたのか?について、各グループが発表しました。
どれが、何という名の木か、どんな薬効があるのか、わかってるのかな?聞きのがしたり、採取しそこなったものもありました。
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次の日は草木染をします~(続く)


2015年1月カンボジア人のタイ・有機農業研修に同行しました

2014年9月に、C4C桒原・加藤が、現地NGO・KCD(Khmer Coommunity Development)を通じて支援するカンボジア農村プレックチュレイを訪問したとき、同行したタイ人トゥックとKCDとの話し合いの結果、今回の農業研修が実現しました。

プレックチュレイでの農業の問題点は、川と接し、毎年水没するために、恒常的に利用できる農耕地が限られていること、農薬や化学肥料による高コストと健康問題、農閑期が長いことです。
それらの問題を解決する方法として、KCDとプレックチュレイの農民はこれまで有機農業や堆肥づくり、果樹の植樹、養魚、養昆虫、養豚、養牛などを行ってきました。しかしその規模は小さく、行い始めた者も成功しているとは言えません。

そこで、カンボジア側から、タイで行われている有機農業の実態や、プレックチュレイと同じような洪水地域における農業のやり方などの実践を視察したいとの要望が出たため、カムクーンカムペーン財団のスタッフであるトゥックがタイの有機農業ネットワークを利用して、カンボジア人の負担にならないよう、陸路移動でカンボジアとの国境に一番近い、ブリラム県で研修をコーディネートしました。
桒原と加藤は、通訳も兼ねて、農業研修に同行しました。

研修先
・タイ国ブリラム県サトゥック郡サナームチャイ行政区セーンチャン村有機農業研修センター(Knowledge Center of Ban Saengchan)
・ブリラム県サトゥック郡サケー行政区サケー村 サイ氏の農場と自宅
・ブリラム県サトゥック郡サケー行政区プラップ村 手工芸グループ

参加者
参加者は、カンボジアからKCDスタッフである、Rachany(農村開発担当スタッフ、タイ語可)、Heng(子ども活動担当)、Poli(ローカルスタッフ兼農民)、Ran (ローカルスタッフ兼農民)の4人とカナダ人ボランティアMatthew、日本からC4Cの桒原、加藤、タイからカムクーンカムペーン財団のトゥック8人。

1月12日研修第一日目は、カンボジア・タイ国境Chong Jomにカンボジア・チームを迎えに行きセンターまで送りとどけました。国境から車を飛ばして2時間強。結構、時間がかかります。

2日目、セーンチャン村有機農業研修センター(Knowledge Center of Ban Saengchan)所長であるパイラット氏により、有機農業研修が行われました。
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セーンチャン村有機農業研修センターは、パイラット氏が15年ほど前から始めた農場です。もともと教師をしていたが、早期退職し、有機農業を始めた彼は、時を同じくして始まったタイ国王の「充足する農業kaset phophiang」プロジェクトの流れに乗り、日本大使館の援助で研修施設を建設したり、タイ政府から農業研修の受託を受け、現在、1年で約6千から7千人の人々に研修を行っています。そして有機農業こそが、自然環境に優しく、コストを下げることで貧困対策にもなると考え、積極的に有機農業を主体とした多角的経営を勧めてきました。彼の研修センターには、宿泊施設もあり、農民のみならず、役人、青少年などにも研修を行っています。

燻炭もできます。
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刺し木で、マナーオ(ゆず)を増やす方法をレクチャー
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実際やってみます。
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彼の農場では、堆肥づくりに力を入れています。生ごみをミミズ(アフリカ産)に与えたり、、豚、牛、鶏などの糞尿、枯葉、EMや成長ホルモンも米などの自然素材から製造し、極力、市場に頼らないで、すでに手元にある材料を最大限生かしていました。また、15年ほど前に植え始めた木が、現在大きく成長し、その木の枝を使った燻炭づくり、果樹を刺し木として増やす方法、木の幹で赤蟻の養殖などを行うことができるようになっていました。パイラット氏は、「農業はカッコいい」職業にしなければいけないと言い、売れる樹木や果樹の品種などを事細かに説明してくれました。

3日目は、カンボジア人から「有機農業生産物の加工過程を見たい」という要望が出たため、米からお菓子を作る方法を見てもらうことになりました。

パイラット氏の研修を受けたことがあり、近くで自ら有機農業と薬草栽培を行っているサイ氏の農場を少し見学した後、お宅に行き、小さな店先で有機米などを販売している様子を見て、生産物の販売先などについて話を聞きました。そして、サイ氏の奥さんであるトウィさんが米粉で作るワッフルをデモンストレーションしてくれました。そして、カンボジア人も一緒になってお菓子を作ってみました。
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午後からは、研修センターに戻り、パイラット氏の娘さん2人が油で揚げるお菓子作りを見せてくれました。どちらのお菓子も、慣れない者にはなかなか焼いたり揚げたりするのが難しそうでした。

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 4日目は、またサイ氏の農場を見に行きました。彼と奥さんも以前教師をしていましたが、有機農業や薬草知識に興味を持ち、早期退職して、現在の暮らしをしています。彼の田畑はムーン川に接したところにあり、毎年洪水に見舞われ、6-7年に一度しか稲の収穫ができないといいます。水没するだけでなく、洪水により大きな巻き貝が繁殖し、その貝が稲の根を食べるため、稲がだめになってしまうのです。

そこでサイ氏は、年を取って安く売られようとしている合鴨を買い取り、田んぼに放して貝を食べさせることで農薬を使わない方法を始めました。また堆肥は、畑の一部にサトウキビを植え、その糖分を使い、貝を加えて堆肥づくりをしていた。彼以外に同じような農法を始めた者も少し出てきたが、一番の問題点は、洪水の時期、水没しないよう土地の一部をかさ上げしなければならず、その費用が掛かる点でした。

サイ氏が住むのは、クメール系民族とタイ系民族が混在した村です。クメール語通訳のために村人を呼んできてくれました。彼らは、70年代の内戦時代にタイの難民キャンプで幼少期を過ごし、今はタイ人と結婚して定住したクメール人です。
ひょんなところで、内戦時代の苦労話を聞く貴重な時間を持つことができました。
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 また、サイ氏が20年前から植え始めたという薬草林を訪問しました。そこはかつて畑だったところだが、彼はいろいろな木を植え、その草木を薬草治療に利用していました。彼とその妻は、薬草の知識を学び、薬草師として自宅で週に1回、来た人を無料で診察し薬草を処方しています。彼が言うには、「死んだあと、天国に行きたいから」「今の生活で十分だから、持っている物を人にあげたい」とのこと。

お茶らけカンボジア・コンビ(ランとヘン)
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サイ氏の薬草林に行った後、水草の繊維で手工芸品を作っている、村の婦人グループを訪ねました。
川が近く、水草は身近にたくさんあります。これを利用して何かできないかと模索した結果、水草の繊維を使って人形などを作って、注文に応じて売っているそうです。家にいてできるため、出稼ぎに出ることができない女性の重要な副収入になっており、この仕事で子どもを学校に行かせることができたという女性の話も聞かせてもらいました。

そしてみんなで試しに作ってみました。
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完成品。私たちは完成させることができませんでしたが・・・。
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 この日は、サイ氏夫妻のご厚意で、自宅に宿泊させてもらい、次の日の早朝、カンボジア人チームは帰路につきました。
今後もこのような草の根交流ができればいいなと思います。

タイ・スタディツアー2014年11月

2014年11月18日ー23日、東北タイの村へスタディツアーに行ってきました。
行ってきたのは、NTT労組関西総支部のみなさん。
NTT労組では、長年国際ボランティア活動に力を注いでいます。
今回は、タイの農村に行き、現地の状況を探り、自分たちに何ができるかを考えるために
ツアーを組織しました。
そして、C4Cとタイの連携団体カムクーン財団が共同でツアーのコーディネートをお手伝いしました。

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何はともあれ、コンケン県のノーンメック村に到着したら、まずはご飯。
初めて、もち米を手で食べた人も多かったようで、東北タイ農村初体験はまず胃袋から。
「辛い~」という声が聞こえます。

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今は、ちょうど稲刈りの時期。村人はみんな稲刈りで忙しく、私たちも援農します。
今年は水が不足し、田植えができなくて、直播した農家が多く、それを刈るのは結構たいへん。
雑草の中に稲、稲の中に雑草。
とにかく雑草が多くて、刈りにくい。
それでも強い日差しの中、頑張ります。

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最近は、東北タイでも脱穀機を使うようになりました。
刈った稲穂ごと突っ込むと、わらともみを分けてくれます。
それをドンゴロスに入れて、封をし、米蔵まで運びます。
運搬作業の方が力が要ります。

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村人が機敏に動くなか、周りをウロウロしながら、自分でできる作業を見つけます。
空は青く、風はさわやか。でも動いていると汗がどっと噴き出します。
学校から帰ってきた中学生の女の子も手伝いに来ました。

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きっと運搬ばかりしていたグループが一番よく働いたのかも・・・
稲刈りグループは、休憩しつつ、稲を刈りつつ、、、、。

アッという間に3日間の村でのホームステイが終わりました。
最後はやっぱり招魂儀礼・バーイシースークワン。
忙しい中、多くの村人が集まってくれました。
遠路はるばる稲刈りに来てくれた日本人たちの帰路の安全を願い、長寿、繁栄を願ってくれました。

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「来年も絶対来てね」「ここにタイの家族がいるということを忘れないでね」という言葉をかけられ、
少しウルウル来た人もいたよう。

この村での経験が、NTT労組さんの今後の国際ボランティア活動の継続につながれば・・・と思います。
(文責・加藤)

タイの施餓鬼供養

タイにも施餓鬼供養があるのを知っていますか?

まずその前に、施餓鬼って何かわかりますか?

人は死ぬと、異界でその霊は次の生まれ変わりを待つと民間仏教では言われています。
早く生まれ変わって、この世に戻ってきてほしいと、生前を知る親族たちは一生懸命
追善供養などをして功徳を異界に転送します。
でも、死者の霊の中には、供養をしてくれる親族がいない者たちもいます。
日本風にいうなら、無縁仏っていうのかな。

餓鬼には、この世に親戚縁者がいないので、功徳を送ってくれる者がいません。
そのために、いつまでも異界をさまよい、この世に生まれ変わることができません。
それが餓鬼です。
餓鬼は醜く、苦しく、いつも腹を空かせています。
そんな餓鬼にも施しをして、少しでも楽に、早く生まれ変わってもらおうというのが
施餓鬼供養です。

つまり、これまで亡くなった人の霊すべてに施しをして功徳を分けようという
時間や空間を越えた慈悲の行為です。

普段からも、最近亡くなった家族や親族の顔を思い浮かべながら、お布施をして
功徳を送り、そのついでに名もない、名も知らぬ餓鬼にも、ご飯などの布施をしています。

そんな機会が、東北タイには、年4回以上あります。
これはタイの中部地方にはない、東北タイのラオ系民族の慣習です。

自分の家族や親族だけでなく、他の人にもいろいろなものを分けてあげることが善行である
という意識は、このような伝統的な慣習の影響も大きいようです。
とはいえ、そのような慣習を守る人も徐々に少なくなり、若い人達の中には知らない者も多いのが現実です。

そこで、ノーンメック村のお婆ちゃんたちと一緒に、子どもたちにも儀礼に参加してもらうことになりました。
その儀礼は、ブン・カオサークといいます。
直訳すれば、くじ飯供養祭。タイ陰暦10月の満月の朝に行われます。
昨年は、9月19日にお寺で行われました。

まず、儀礼の前日、村の長老である女性たちに集まってもらい、子どもたちにブン・カオサークの意味を
説明してもらいました。

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その後、お婆ちゃんたちの指導で、死者の霊に差し上げる供物の準備をしました。
供物は、ご飯やおかず、お菓子、タバコなどをバナナの葉っぱに丁寧にくるんだものをたくさん作ります。
本当にたくさん、たくさん。
あれ?一人、あさっての方向を向いている男の子がいるぞ~

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そして、翌日の朝、ノーンメック村のお寺。
多くの村人が集まった中、子どもたちも物を運ぶお手伝い。
みんな、自分の家で作った供物を持ってきています。

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そしてお坊さんの読経。
読経の最中、このように水を流します。
流れる水の中に、僧侶が詠んだ尊い経の力が注入されるのです。
そして経の力が注入された聖水は、土へと返します。
大地を守る地母神が、この力や功徳を、天界もしくはその周辺にいる死者の霊に届けてくれるのです。

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聖水を木の根元に流し、供物を木の上や下に並べます。

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しばらくすると境内から太鼓がなります。
すると、木の上に並べていた供物をあわてて取戻し、
また本堂に運びます。
「どうしてそんなややこしいことをするの?」と聞くと
「餓鬼にもあげるが、全部食べて行かれないように」とのこと。
あれ?結局、すべてを餓鬼に布施してくれるわけじゃないんだ。
そしてもちよった米菓子は、みんなで分けて家に持って帰ります。

ข้าวสาก4165s

何はともあれ、儀礼はこのように終わりました。

村のお婆ちゃんたちも、普段、お寺に来ることのない子どもたちがたくさん参加しているのを見て
驚くとともに、とてもよろこんでいました。
子どもたちも、自分たちの地域の文化を学びなおすことができたようです。

それにしても、女の子たちは、供物の準備や寺の手伝いなど、とてもよく働いてくれました。
一方、男の子は・・・。

出稼ぎによって、伝統の継承が断絶されようとしています。
子どもたちに小さい頃から地域の文化と接してもらい、
次へと伝えてもらいたいものです。

また、タイで寺は、コミュニティの中心にあります。
そのお寺で、多くの村人たちと接することで、子どもたちはより多くの大人たちに
存在を認識してもらえます。
なんだか、村のお寺は、日本のコミュニティ・センターのよう。

近所や同じコミュニティの子どもたちも
自分の子どもや孫と同じように、多くのお年寄りたちが気にかけ、見守ってくれる。
施餓鬼供養で見られるような、すべての死者の霊に供物を分ける伝統を
実生活でも生かし、これからも伝統を守っていってほしいと思います。
(文責:加藤)
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