牛銀行プロジェクト・母牛スポンサー募集(第3期)

第3期牛銀行チラシ表
第3期牛銀行チラシ裏

子どもの夢

8月12日は、タイの現王妃の誕生日。
それで、この日が「母の日」になっています。
毎年、母の日の前後に、カムクーンカムペーン財団が奨学金を支給している子どもと保護者との親子キャンプを開催しています。
普段、一緒に住んでいても話すことがない親子、祖父母と孫たち。
子どもたちが何を考え、何を望んでいるのかを知るいい機会です。

グループごとに「私の夢」を発表してもらいました。

ค่ายครอบครัว2861

グループで考えたのですが、その中の一人、オーイの影響力が大きかったようです。
オーイの夢になっています。

ค่ายครอบครัว2878

まず、上から、「夢」、コックの写真にはシェフ・オーイと書かれています。
そして、「夢」・・・お金と銀行の通帳
矢印をたどると、「家を建てる」、理想的な家の写真が貼られていますね。
家の次は、「車」
そして、矢印の横に書いてある男の子は、彼氏かな?結婚するってことかな?
「ファミリービジネス」、レストランの写真。きっと家族でレストランを経営したいんだね。
そして成功したら、「地平線を蹴りに行く」ってことは、外国に旅行するってことかな。
最後は、料理やパンの写真とともに、「感動的!幸せ!最高!」

オーイの名前の意味は、サトウキビ。
本人も食べるのが好きな、とってもやさしい女の子。
食べるだけでなく、料理や手芸も大好き。
将来、コックさんになって、レストランを経営して、家族で幸せに旅行!

16歳の夢。
実現したらいいな。
実現させてあげたいな。

子どもは誰のもの?

2015年9月にノーンメック村でのホームステイが無事終わりました。
参加者のみなさんは、子どもたちと一緒に、元気に村の生活を楽しんでくれたようでホッとしています。
参加者のみなさんは、気づかなかったようですが、裏方ではいろいろありました。

一緒に草木染をしていた子どものお父さんが、酒に酔って子どもを探しに来て、
家の前でウロウロしていましたが、村の人たちがやんわりと追い払ってくれました。
アル中で普段から酒を飲んで、仕事はせず、奥さんには逃げられ、子どもの食事の世話もせず
暴力もふるうようなお父さんです。

子どもはまだ小学生。
家でろくに食べさせてもらえないのか、カムクーンカムペーン財団での活動中、
食事の時間になると、他の人の分のおかずも取ってしまい、腹がはちきれるかと思うほど、ご飯を口につっこみます。
飢えを知る子どものご飯の食べ方です。

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C4Cが連携するタイのNGOカムクーンカムペーン財団では、これまで試行錯誤しながら
家庭環境に恵まれない子供たちの支援を、様々な方法で行ってきました。

最初、学校を通じて奨学金を中・高校生に支給することから始めました。
成績のよい子どもを選ぶのではなく、何らかの事情で親と一緒に暮らしていない
家庭環境の恵まれない子どもで、かつ勉強を続けたい者を選んで支援していました。
奨学金だけでなく、自己表現能力が向上するように、伝統音楽を学んだり、自然学習キャンプに行ったりと
子ども個人に対する支援が主たる活動でした。

しかし、子どもを支援するには、子ども個人に対する活動だけでは不十分です。
とってもいい子で、まじめに勉強する子も、奨学金の受取を断り、
親の求めに応じて、家計を助けるために中学を卒業して、すぐバンコクの建設現場で働き始めました。
もちろん、親孝行しながら親と一緒に都市で働くことは、子どもにとって選択肢の一つです。
しかし、日雇いの建築労働に社会保障はありません。
村でも何人もの大人が、建設現場から落ちたり、事故にあって、身体障害を負ったまま、
金を稼ぐことができず、妻や子供の世話になっています。
子どもは学業をあきらめ、家族を養う決心をし、また親と同じような過酷な労働環境に入っていきます。
家族やコミュニティ単位での、社会保障制度の必要性を強く感じました。

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その後、地域で子どもの見守りができるよう、コミュニティに活動の中心を置こうと努力しました。
カムクーン財団の拠点である、ノーンタカイ・ノーンメック村小・中学校には、約4カ村の村の子どもたちが通っています。
(タイに学区はなく、どこの小・中学校に通ってもいいので、厳密には”地域”の学校とは言えないのですが・・・)
ノーンタカイ村は人口の多い村で、多くの寄付を学校に出しており、学校やPTAでもノーンタカイ村の人には発言権があります。
一方、ノーンタカイ村には、不法とばく場、インターネットカフェがあり、祭りではいつも酔っぱらった青少年の殺傷沙汰が起こります。
この村を拠点に、子どもたちとともに植林活動や伝統文化を学ぶ活動を行おうと思いましたが、
村長を始め、村の長老たちの協力がなかなか得られず、
活動拠点を隣接するノーンメック村に置くことにしました。

ノーンメック村は、100世帯に満たないこじんまりとした村で、村長を始め、村の長老たちが子どもやコミュニティの将来を心配し、カムクーン財団の活動にも賛同してくれています。
特に村長は、中学生の息子をバイクの事故で亡くしてから、青少年や高齢者の問題に関心を持つようになり
2013年、青少年が何もせずたむろしている状況を憂い、村の青少年のためのフットサル・コートを、村人たちと協力して作りました。
今後は、バレーボール・コートや公園、高齢者や青少年が集え、伝統的知識や文化を伝える学びの場のような集会所を建設しようとしています。

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カムクーンカムペーン財団では、今後、このノーンメック村を中心に、村人たちに子どもの見守り、コミュニティの文化を子どもに伝えること、コミュニティのリーダーを育てることの重要性を伝えていきます。
そして、家庭に問題を抱える子どもたちに、一時でも安心でき、自分が自分でいられる時間や場所を提供できるような空間を作っていきます。

それは、コミュニティの中になければなりません。
青少年のための就労支援基金設立のための牛銀行システムも再開しました。
子どもの居場所づくりも含め、地域活性化に尽力しようとする村人がいるノーンメック村を
これからも支援していこうと考えています。
どうぞ皆さんのご支援・ご教授をよろしくお願いいたします。(文責;加藤)

第3期牛銀行キャンペーンに向けて

ブログでご報告しました通り、
牛銀行システムが循環型として再開しました。

新たに飼育が始まった3頭の牝牛を見て、
これまで牛銀行に関わってこなかったノーンメック村の住民も牛や水牛の飼育に関心を持ち始めました。
今後、どれだけ青少年の就労支援基金設立に向けて、人々の意識を高められるかが重要となります。

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C4Cでは、2016年2月までに次の3頭分の資金をノーンメック村に送りたいと考えています。
すでに使途指定寄付を数人の方からいただいております。
(下條裕則さま、どうもありがとうございます)
円安や現地の牛価格の変動によって、最終的に必要な金額は正確にはわかりませんが、
前回送金した分の残額35,000バーツを含めても、後15万円ほど、足りません。
近々、第3期牛銀行キャンペーンを行う予定です。
追って、C4CホームページやFacebookにてお知らせいたします。

どうぞご協力のほど、よろしくお願いいたします。

新・牛銀行システム開始しました

青少年就労支援基金設立のための牛銀行事業を再開しました。

2013年にみなさまの寄付をもとに、2世帯にそれぞれ雌の子牛を一頭ずつ飼育する低利子融資事業として、
第一期牛銀行事業を始めました。
その時の計画では、2万5000バーツずつを貸出し、雌の牛を買って、飼育してもらい
3年後に利子3000バーツを上乗せした28000バーツを牛銀行委員会に返済する契約でした。

その後、牛の価格の高騰、円安の進行等の理由により、2世帯の飼育者は、すでに牛を手放し、
一部を返済し、残額も3年後である2016年には利子とともに返済できる予定です。

C4Cでは、2013年牛銀行プロジェクト・キャンペーン後も、牛銀行に対する使途指定寄付をいただき
プールしていました。
そして、ノーンメック村牛銀行委員会の方々と何度も話し合いを重ねた結果、
当初の計画通り、母牛を貸し出す循環型として再開することになりました。

第二期青少年就労支援基金設立のための牛銀行システム(循環型)とは、
・3頭の牝牛(出産適齢期)を一家族が飼育し、翌年3頭の子牛を繁殖します。
・授乳期(約1年)後に、3頭のうち2頭を飼育者のものとし、1頭を牛銀行委員会に返還します。
3頭の母牛は別の家族のもとで飼育し、上記の流れで次の希望者のもとで飼育・繁殖を展開します。

C4Cでは、それまでプールしていた牛銀行使途指定寄付総額 595,832円をタイに送金しました。
タイでは、166,000バーツ受け取りました。
2015年8月末、牛銀行委員会のメンバーと飼育者が牛市場に行って、牝牛3頭を購入しました。
以下、牛銀行委員会からの支出報告です。

牛1          40,500バーツ
牛2          42,500バーツ
牛3          46,000バーツ
運搬費(200バーツ×3) 600バーツ
飲食費         1,400バーツ
ーーーーーーーーーーーーーー
支出合計      131,000バーツ
ーーーーーーーーーーーーーー
残額          35,000バーツ

各牝牛は、すぐに繁殖できる状態で、内1頭はすでに妊娠していました。
今回の飼育者は、ゲーオさんです。↓
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9月に村を訪問したとき、牛銀行の牛を確認しました。
3頭とも、とても「うつくしく」元気そうでした。
ゲーオさんが、とても大切に牛を飼育している様子がわかりました。
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牛銀行委員会のメンバーもゲーオさんと契約について確認し、
子牛が生まれなかったときの責任の所在を明確にしました。
みなが、それぞれ責任をもって、牛銀行にかかわってくれています。

第二期牛銀行事業を可能にしてくださった箕面市サワディープロジェクトさま、川井ピヤラットさま、桒原英文さま、
どうもありがとうございました。
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