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青少年農業研修センター(仮称)に向けて

今年度C4Cが支援するプロジェクトが増えました。
それは、「子どもとコミュニティのための農業研修センター計画(仮称)」です。

子どもや村人とともに、なるべく化学肥料や除草剤を使わず、在来種保全を視野にいれた稲作の全工程を実施します。
稲作を行う土地は、無償で貸してくれる人がいました。

農村に住む農民の子供であっても、田植えをしたことがない子供が増えています。
稲作は、経済的に重要なのではありません。稲作に関連した様々な知識や技術があり、
そこから生じた様々な慣習、「結」や季節に応じた儀礼、信仰があります。
そして、人々を結び付け、農村生活の基盤を作ります。
稲作は文化的にも継承しなければならない文化です。

↓ちなみに、この写真は8月14日にタイ、カンボジア、フィリピン、日本の青少年が集まったタイでのキャンプ。
キャンプ場で宿泊したのち、ノーンメック村に来て、みんなで田植えを手伝ってくれました!
左から、カンボジア人3人、タイ人二人、後ろに隠れて黙々と田植えをしている日本人!
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稲刈りは、11月頃です。
誰か行く人、いるかな?
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タイの施餓鬼供養

タイにも施餓鬼供養があるのを知っていますか?

まずその前に、施餓鬼って何かわかりますか?

人は死ぬと、異界でその霊は次の生まれ変わりを待つと民間仏教では言われています。
早く生まれ変わって、この世に戻ってきてほしいと、生前を知る親族たちは一生懸命
追善供養などをして功徳を異界に転送します。
でも、死者の霊の中には、供養をしてくれる親族がいない者たちもいます。
日本風にいうなら、無縁仏っていうのかな。

餓鬼には、この世に親戚縁者がいないので、功徳を送ってくれる者がいません。
そのために、いつまでも異界をさまよい、この世に生まれ変わることができません。
それが餓鬼です。
餓鬼は醜く、苦しく、いつも腹を空かせています。
そんな餓鬼にも施しをして、少しでも楽に、早く生まれ変わってもらおうというのが
施餓鬼供養です。

つまり、これまで亡くなった人の霊すべてに施しをして功徳を分けようという
時間や空間を越えた慈悲の行為です。

普段からも、最近亡くなった家族や親族の顔を思い浮かべながら、お布施をして
功徳を送り、そのついでに名もない、名も知らぬ餓鬼にも、ご飯などの布施をしています。

そんな機会が、東北タイには、年4回以上あります。
これはタイの中部地方にはない、東北タイのラオ系民族の慣習です。

自分の家族や親族だけでなく、他の人にもいろいろなものを分けてあげることが善行である
という意識は、このような伝統的な慣習の影響も大きいようです。
とはいえ、そのような慣習を守る人も徐々に少なくなり、若い人達の中には知らない者も多いのが現実です。

そこで、ノーンメック村のお婆ちゃんたちと一緒に、子どもたちにも儀礼に参加してもらうことになりました。
その儀礼は、ブン・カオサークといいます。
直訳すれば、くじ飯供養祭。タイ陰暦10月の満月の朝に行われます。
昨年は、9月19日にお寺で行われました。

まず、儀礼の前日、村の長老である女性たちに集まってもらい、子どもたちにブン・カオサークの意味を
説明してもらいました。

ข้าวสาก4101s

その後、お婆ちゃんたちの指導で、死者の霊に差し上げる供物の準備をしました。
供物は、ご飯やおかず、お菓子、タバコなどをバナナの葉っぱに丁寧にくるんだものをたくさん作ります。
本当にたくさん、たくさん。
あれ?一人、あさっての方向を向いている男の子がいるぞ~

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そして、翌日の朝、ノーンメック村のお寺。
多くの村人が集まった中、子どもたちも物を運ぶお手伝い。
みんな、自分の家で作った供物を持ってきています。

ข้าวสาก4119s

そしてお坊さんの読経。
読経の最中、このように水を流します。
流れる水の中に、僧侶が詠んだ尊い経の力が注入されるのです。
そして経の力が注入された聖水は、土へと返します。
大地を守る地母神が、この力や功徳を、天界もしくはその周辺にいる死者の霊に届けてくれるのです。

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聖水を木の根元に流し、供物を木の上や下に並べます。

ข้าวสาก4166s

しばらくすると境内から太鼓がなります。
すると、木の上に並べていた供物をあわてて取戻し、
また本堂に運びます。
「どうしてそんなややこしいことをするの?」と聞くと
「餓鬼にもあげるが、全部食べて行かれないように」とのこと。
あれ?結局、すべてを餓鬼に布施してくれるわけじゃないんだ。
そしてもちよった米菓子は、みんなで分けて家に持って帰ります。

ข้าวสาก4165s

何はともあれ、儀礼はこのように終わりました。

村のお婆ちゃんたちも、普段、お寺に来ることのない子どもたちがたくさん参加しているのを見て
驚くとともに、とてもよろこんでいました。
子どもたちも、自分たちの地域の文化を学びなおすことができたようです。

それにしても、女の子たちは、供物の準備や寺の手伝いなど、とてもよく働いてくれました。
一方、男の子は・・・。

出稼ぎによって、伝統の継承が断絶されようとしています。
子どもたちに小さい頃から地域の文化と接してもらい、
次へと伝えてもらいたいものです。

また、タイで寺は、コミュニティの中心にあります。
そのお寺で、多くの村人たちと接することで、子どもたちはより多くの大人たちに
存在を認識してもらえます。
なんだか、村のお寺は、日本のコミュニティ・センターのよう。

近所や同じコミュニティの子どもたちも
自分の子どもや孫と同じように、多くのお年寄りたちが気にかけ、見守ってくれる。
施餓鬼供養で見られるような、すべての死者の霊に供物を分ける伝統を
実生活でも生かし、これからも伝統を守っていってほしいと思います。
(文責:加藤)

伝統音楽の練習風景から(1)

日本は冬。いつもは暑い東北タイのコンケンも、寒くなってきたそうです。
なんせ11度だ~と、タイ人が叫んでいました。
あの風がよく通る高床式の家で、
冷水だけのシャワー、
車にはクーラーはついていても暖房はついていない
そんな中での11度の気候は、さすがに寒そうです。

何はともあれ、
カムクーンの子どもたちに対する活動のメインである伝統音楽の練習風景をご紹介します。

毎月、コンケン大学の芸術学部の学生を呼んで、伝統楽器を教えてもらっているほか、
最近では、先輩たちが小さい子どもに教えるようになりました。

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背の高い2人の男の子は、ジミーとオイル。今年の5月から芸術専門学校(高等学校に相当)に通い始めました。
そして専門も、伝統楽器。
ジミーが得意なのは、ポーンラーンという、この地方独自のローカルな木琴。
オイルが得意なのは、ケーンという、やはりこの地方独自の笙(竹で作った尺八のようなもの)。
二人とも県大会や地方大会では、賞をもらうほどの腕前なんです。

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伝統楽器と言えども、コードのようなものがあり、
ちゃんと楽譜を覚えないとなかなか上達しません。
小さな子どもたちも、真剣に楽譜のお勉強。

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小さな子どもに指導している姿を見ると、子どもの成長って早いな~と感心します。
オイルの指導も丁寧です。
いいお兄さんになってきました。

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二人とも、専門学校は地元から離れたところにあるため、寮で下宿しています。
でも週末になると、実家に帰ってきて、小さな子たちへの指導を手伝ってくれます。
本当に楽器演奏が好きなんだね。
普段は口下手で、勉強もさして得意ではないけれど、
こういうとき、とても饒舌になって、頼りがいがある面を見せてくれます。

これからも、よ・ろ・し・く!

次回は、伝統楽器の種類なんて、紹介してみようかな?

料理講習会

昨日は漬物などの保存食を作りました。
次に、それらを使って、自分たちで考えた料理を作ります。
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外で七輪を使って料理をしました。
幸い、雨は降りませんでしたが、火を起すことは子どもたちに難しかったようで、大人たちも手伝っていました。
煮物に入れる野菜の順番を間違えたり、火力が強すぎて真っ黒になったり、、、
保護者達は、あまり口出しせず、心配そうに見守っていました。
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完成です!!!
すごいでしょう~!
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料理を並べ終えてから、グループごとに代表が前に出て、
保存食の作り方と料理の紹介を発表しました。
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さて、試食会!
日曜日だったので、保護者の方々も集まってくれ、
みんなで試食しました。
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不思議な食べ物もたくさんありましたが、
おいしかったですよ~。
男の子も積極的に手伝っていたのが意外でしたが、
チームワークは抜群でした。

最近は農村と言っても、町の工場で働く賃金労働者が増えたため、
市場で出来合いのお惣菜を買って食べるのが当たりまえになってしまいました。
家で親がきちんと料理をすることがなくなったので、
子ども達は、いつまでたっても自炊や家事ができないまま育ってしまいます。

自然の恵みを保存し、なるべく長く利用する先人の知恵を子ども達に伝えることは、
子どもに自分たちの住む環境を知るいい機会になりました。
また同時に、大人たちも、子どもたちの真剣さに感心し、見直す機会になりました(加藤)

保存食の作り方講習会

ご無沙汰しております。

雨季のタイに来ています。
毎日、雨が降るので、涼しくて過ごしやすいのですが、
農業を営む村人曰く「今年も雨が少ない。干ばつになりそうだ」とのこと。
でも、田植えが終わった人、田植えをあきらめ、直播にする人、水をポンプで引いて田植えをする人など、
農繁期であることは間違いないようです。

本来なら、キノコ採りをしている時期なのですが、
あまりキノコが生えていません。
そこで、キノコを採って、それを料理するプログラムを変えて、
村の長老から、自然の恵みを利用した保存食の作り方を教えてもらい
それらを元に料理をすることになりました。

ノーンタカイ・ノーンメック小中学校の、小学高学年~中学生の33名が、
ノーンメック村の集会所に集まりました。

まずは、スタッフのサマイと大学生ボランティアのビウが、遊びを通じて、子どもたちを
4つにグループ分けします。
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葉物の漬物、筍の塩漬け、魚やエビの塩漬け、果物の甘煮を作る4グループに分かれ、それぞれが村の年配女性の家で作り方を教えてもらいました。
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中学生の女の子の中には、自分の家でお婆ちゃんが作っているのを見たことがある子もいます。
そういう子は、他の年少の子どもに次々と指示を出していました。
しっかり者に育ちそう。
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今日は、作ったところで終わり、次の日に作った漬物で料理を作ります。

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